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3gt│スリーグッドシングスを書いて幸福度を高めよう

ポジティブ心理学!手帳に3gtを書く

3gt(スリーグッドシングス)という言葉、聞いたことありますか?

その名の通り、「3つの良いこと」を意味します。今日あった良いことを3つ思い出して自ら幸福感を高める心理的アプローチです。

ポジティブ心理学では、3つの良いことを書き出すと幸福度があがるという研究結果があります。

研究では1000名以上の被験者に対し、毎晩寝る前に今日あった良かったことを3つ書き出してもらいました。すると、被験者の幸福度が向上したことが分かりました。

実際、研究ではうつ状態の人に毎晩寝る前に「スリーグッドシングス」を1週間書き続けてもらったところ、その後半年間にわたって、幸福度が向上しました。

うつ症状の方に実施した実験ですが、うつではない普通の人に対しても同じ効果があることが分かりました!ということで、幸福度を上げたい方には、3gtを書くことがおすすめです。

3つの良いことを書くメリットは、主に3つです。

  1. 1日を良い方に見直すことができる
  2. 自分をメタ認知できる
  3. 幸福度が高まる

1つずつご紹介していきますね!

スリーグッドシングスで一日を良い方向に見直す

私達は1日を振り返るとき、無意識に嫌なことや失敗したことに焦点をあててしまいがちです。

これらのネガティブなことに目がいってしまうと、「この日は嫌な日だった」と認知してしまいます。

失敗したことや後悔したことを思い出して、頭の中でグルグルしてしまいがち…。

この理由として、私たちの進化の過程に理由があると、マーティン・セリグマン博士は述べています。(著書:ポジティブ心理学の挑戦 “幸福”から“持続的幸福”へ

私達の先祖が、天変地異に備えて生き抜いていくためには、危機回避としてネガティブなことに目を向けなければいけなかったのです。

備わっている脳の傾向を変えるために、「3つの良いこと」を書き出すと、そういえば良いことや嬉しいこともあった!と気付くことができ、一日良い方に見直すことができます。

自分をメタ認知できる

3gt(スリーグッドシングス)を1ヶ月毎日続けて感じたことが2つあります。

それは、自分が大事にしてる価値どんなことに幸せを感じるのかわかったことです。

自分を客観視することで、幸せを感じる行動を増やそうとして、行動おこすキッカケを意識するようになりますよ。

そうは言っても、3つも良かったことなんて無いかも…

私も3gtを始めた時は、そう思っていました。

でも、考え方を少し変えると私の目の前には良いことが沢山あることがわかりました!

3gtを書くヒント
  • 大きな出来事を書かなくていい!(例:散歩が気持ちよかった)
  • 些細な喜びを書き出してみよう(例:朝のコーヒーが美味しかった)
  • くすっと笑えたことを思い出そう(例:子供の言い間違いが可愛くて笑えた)

スリーグッドシングスを書くと幸福度が高まる

3つの良いことを書くのは、一日の終わりほんの5分でも良いんです。

今日の一日を振り返り、自分と向き合う時間。

今ある幸せを日々実感することで、より前向きになり、自尊心も上がったと私は感じました。

これは、自分の得意や思考癖がわかり、幸せを実感するためにはどんな行動をすればよいか?を考えられるようになったからだと思います。

どうしようもないことにクヨクヨ悩む時間が格段に減ったよ!

まとめ:まずは手帳に書いてみよう

いかがでしたか?

3gt(スリーグッドシングス)を書くことは、今日この瞬間から始められます!

ノートに書くも良し、手帳に書くも良し。
(私は手帳のウィークリーに書いています!)

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幸福度の研究(ポジティブ心理学)に関してより深く理解したい方は、こちらの本がおすすめです。