息子のキロク

幼少期から読み聞かせをする効果とは

みなさん、お子さんに読み聞かせをしていますか?

頭のいい子に育てたい!
スマホや動画より本を読む子になって欲しい!

いろんな意見がありますが、みんながやっているからうちもやってみる。きっかけはそれで十分!

私自身、息子が幼少期から読み聞かせを始めてよかったな、と感じています。
なぜなら、読み聞かせは親子共にプラスの結果をもたらしてくれるという実験結果があります。

こちらでは何気にしている本の読み聞かせ、科学根拠をもとにそのプラス効果について書きます。

本読み聞かせ効果

絵本の読み聞かせはいつから始める?

我が家がほぼ毎日読み聞かせを始めたのは、息子が2歳になったころでした。
その理由は、もう寝る時間だよを自然と身につけるため。

習慣とはすばらしい!
始めて数日後には本を持って寝室へ行くママかパパを見たら、嫌がることなく寝室へ行くようになりました。

絵本を読んでもらうことが寝る前の楽しみになっていたようです。

実は1歳のころから始めようと試みたのですが、失敗。
というのも、子供が音を聞くより絵本の色が気になって全く聞かず…。
本を叩いたり自分でページをめくって見たくて破ったり散々な結果に(トホホ)

なので、無理に始めずに子供が絵本を聞くことに興味を持ち始めた頃に読み聞かせを始めるのが良いようです。

人は人、自分は自分!決して周りと比べて焦らないこと。
そのご家庭にあったスピードで良いのです。

本の読み聞かせ効果の科学的根拠

日本大学大学院総合科学研究科の泰羅雅登教授を中心とする研究チームによって、読み聞かせの効果が科学的に実証されています。

読み聞かせがもたらすプラス効果は親子共にあることがわかりました。

研究チームは、こう分析しています。

読み聞かせは、結果として子どもの豊かな感情を養い、『心の脳』が育つために役立っているのだろう。

また、読み聞かせをする親の脳にも変化がありました。

子どもを相手に読んでいるときの方が前頭前野の活動がより活発で、特にコミュニケーションをとっているときによく活動する部分が働いている。

どうやら子供に本を読んであげてその反応を見て嬉しくなることが、ママパパにとって良い結果をもたらしているようです。

つまり読み聞かせを通して、親子間のコミュニケーションが生まれ、それが幸せオーラを発してくれています。

研究結果からみると、自発的に本を読む子でもたまには親が読み聞かせをしてあげるのがおすすめです。
読み聞かせ

この本を読んで更に、読み聞かせの重要性を感じました!

年齢ごとの特徴で読み聞かせの本を選ぼう

よく言われる年齢ごとの特徴を表にまとめてみました。

年齢 特徴 選ぶべき本
0歳~1歳 遊び内容を受動的に受け止めるが、その面白さを学び繰り返し行うことで、興味や関心をもつようになる。次第に個々の反応に特徴がでるように。 子供が反応を示す色/形/もの(乗り物/食べ物)に関する絵本から始めてみよう。
1歳~2歳 これまでの知恵や体験で身体的発達、自我が芽生え始める。情緒的発達に伴い、遊びへ積極的に関わることが多くなる。 遊びの好き嫌いがでてくるように。単調な絵本やポップアップのある絵本など、特徴のある本選びをしてみて。
3歳~4歳 自我の確立や言語能力の取得などから、遊びを通して人間関係を形成するころ。一つの遊びをその創造性から無限に広げていく力を得る。 この頃は自分で好きな本を選ぶようになる。親が子供にあった絵本を選びつつ、子供にも本選びをさせてあげよう。
5歳~6歳 今まで積み上げてきた遊びの経験から心身共に成長。個性を生かし、遊びの質をより高いものにする力が芽生える。 読み聞かせより自主的に本読みを好む。本好きな子には色々なジャンルの本を与えて興味や関心を増やしてあげよう。

 

絵本を選ぶときに難しすぎる内容よりも、子供がその時点でしっかり理解できる絵本が良いようです。

確かに、子供がお話を聞いてその世界を想像できるような、そんな絵本はきっと聞き入ってくれますよね!

本選びが難しい場合は、こちらを買うと間違いないです。
365日、日付順に読んでいくのですが、毎日違うお話を読み聞かせできますよ。

まとめ:本を読むと賢い子に育つのか?

多くのママパパが賢い子に育てるために本を読ませたいと願っているようです。

私は小中高と受験しましたが、勉強するにあたり力を入れるべきは国語だと思います。
どの科目も国語ができなければ、問題の意図すら理解できないからです。

その点からすると、幼少期から本を読んでたくさん読み砕く力をつけると自然と国語力がつくので賢くなるというのも納得です。

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる!』の松永暢史氏(著者)はこう述べています。
勉強できるから本を読むではなく、本を読んで理解できるから勉強ができる

読み聞かせを幼少期から習慣化すれば、その後もきっと自分で読書を楽しむようになってくる!(と思っています…)

私達親がまずすべきは、子供がワクワクするような読み聞かせをすることです。読み聞かせを通して、子供が本の世界を想像して子供なりに解釈する力をつけてあげたいです。