私達は皆、日々の生活において、何かと心配しますよね。
まだ何も起こってないにもかかわらずです。
そして、将来に起こり得る最悪の結果についても同時に妄想します。
今日は心配性の効果的な対処法について、3つの方法をお届けします。
心配症って?
研究では、人々が何についてどの程度心配になるかといった面についてははっきりしていませんが、心配になりやすい性格のタイプがあることは明らかになっています。
また、心配性の人は自分の感情を受け入れるのに消極的だと言われています。
つまり、不確実なことに耐えられず、悪い方向の感情自体を受け入れがたいのです。
必死で頑張って取り組んでいても、「もし〇〇したらどうしよう…」とまだ見えぬ先のことを常に心配していました。
何も起こってないのに先に失敗を予想して(恋愛も勉強も)、頭の中には「もしうまくいかなかったら…」がいつもはびこっていました。
今思うと、考えてもどうにもならないこともある!とわかるのですが(汗)、当時は心配から更に心配が増えて、心配の連鎖でした。
こんな方のために知って欲しいのが、心配を抑えるための効果的な方法がある!ということです。
1:今に集中する
心配性の人は、意識がどんどん先に進んでしまいがちです。
1つの心配事から、「もし…」がどんどん生まれ、次の不安が生まれます。
心理学者のバートン博士はこれを、「心配の連鎖」と呼んでいます。
これらの人に共通するのは、まだ起こっても居ない未来を想像して「今すべき必要なこと」に気付かないのです。
心配性から抜け出したいなら、まず「今ある問題を眺めて解決策が必要か」考えてみましょう。そして、今に集中してみましょう。
マインドフルネス(瞑想)もおすすめです!
今の自分に注意を向けることで、将来起こり得る「たられば」から意識を離すことをしてみてください。
2:視野を広げる
心配性の人は意識がどんどん先に進むのに対して、心配性でない人は物事から距離をおいて広い視野で見ています。
そういわれてもなかなか難しいですよね・・・
この対処法として心理学者が薦めているのが、「最悪の結末が実際に起きる確率を評価してみる」ということです。
あとは、人と場所を変えるというのも方法です。
自分一人で心配すると、どんどん心配が連鎖します。
心配が始まったら、外に気晴らしに出かけたり、友達や家族に話して違う視点を貰うことも大切です。
その他、価値観が似たもの同士のコミュニティー内で相談するのも良いですね!同じことに頑張ってる仲間達だからこそ、色んなアドバイスを貰えると思います。
3:自分に問いかける
これは普段私がよくする方法です!
いつもの心配が始まった!と自分で気づいたら、まず自分に問うようにしています。
- 自分でなんとかできる問題なのか?
- できる限りのことはしてみたか?
- 今そこまで心配しないといけないことか?
心配事の中には、自分一人ではどうにもコントロールできないことがあります。
なので、心配性がはじまったら、自分に問いかけてみると冷静になれます。
まとめ
ポジティブ心理学では、ポジティブ感情だけでなく、ネガティブ感情とも上手に付き合うことが大切です。
今何かに漠然と心配している自分の感情をまず受け止めて、連鎖が起こらないようにどうすべきかを考えると、小さな希望の光が見えてきます。
いつもの心配性が始まったら、是非この3つを試して連鎖の打ち切りを試みてくださいね!
- 今に集中する
- 視野を広げる
- 自分に問いかけ